車を売却する4つの方法

売却する車のイメージ

一般的な車を売却する方法は、以下の4種類があります。

・下取り
・買取専門店
・一括査定
・個人売買

従来、新車購入ならディーラーの下取りに出すのが一般的でした。
90年代前半まで販売店以外で車を売る選択肢はなく、ディーラーは安く買い叩いていましたが、90年代中盤から買取に特化した専門業者が登場したことを皮切りに2000年代中盤まで増加し、個人で独立開業した小規模業者も多数ありました。
しかしその後、業者の乱立やインターネットの普及に伴う業者情報の公開、2007年のリーマンショックなどが重なり車買取専門店や小規模な中古車業者が相次いで廃業する時代もありました。

一括査定は、車買取業者急増による競争激化で業者選びが難しくなったことを理由に普及したサービスです。

一括査定は1回の申込で複数の業者に同時査定依頼できる査定申込代行サービスで、複数の業者を比較するために連絡する手間を軽減しました。
他サービスである強引な勧誘によるクレームやトラブルなども一括査定経由で申込をすると、一括査定がクレーム受付してくれる都合で迷惑行為を受けにくくなります。
しかし、一括査定は申込をすると業者からの電話対応に追われて、複数社の査定を受けるために相応の時間をかけないといけません。早めに成約をさせようと巧みな話術で商談をしてきますし、ほかの業者の査定の出ていない状態では余力を残した2重査定をするデメリットがあります。 一括査定の問題点を解決するべく登場したのが、1回の査定で登録している2,500社の買取額を比較できるユーカーパック(UCARPAC)です。

中古車買取業界の歴史をまとめると、以下の順番で進化をしてきました。

1.下取り
2.買取専門店
3.一括査定
4.ユーカーパック

また、4つのサービスの他、個人売買という業者を介さない個人同士の取引方法も存在します。1999年のヤフオク登場によってネットで買い手を見つける個人売買が普及し始めました。上記ユーカーパック以外の3つと個人売買を合わせた4つのサービスを詳しくご紹介します。

下取り

車の下取り業者と依頼者

下取りとは車を乗り換える際に、新しく購入した車販売業者に前の車を売却することです。
買った車の納車日に下取り車の引渡しを行い、印鑑証明などの書類のやり取りも購入する車の手続きと同時進行できるなど、手間が掛からないメリットがあります。
最近は下取り入庫率の悪化によって高価買取に力を入れるディーラーや販売店が増え、大規模な中古車販売店や買取専門チャンネルを作るなどして、買取専門店と同等の条件を提示するケースもあります。
新車であれば下取りを条件に購入する車の値引き枠が増える場合もあるので、必ず一度は下取り査定をし、下取り有無の値引きを含めた見積額で比較してください。また、諸費用や還付金などを含めて検討しておきましょう。

買取専門店

買い取られる車のイメージ

買取専門店は販売を行わず買取だけを行う業者を指していましたが、昨今の買取専門店は、販売をするけど買取を主力にして出張査定や出張買取を行う業者の総称です。
買取専門店の登場した当初はディーラー下取りの相場が安いことを理由に、いち早く参入した大手は急成長しました。
その後はディーラーの下取り査定の見直し、業者の乱立によって競争が激化して赤字覚悟の価格で買取する事例が増えています。

一括査定

一括査定業者

2000年代に入って買取専門店の乱立したことによって普及したサービスです。
一括査定に登録している業者は他社と競合することが分かっているので複数社比較されても最高値を出せる自信を持った業者しかいません。
一括査定経由で申込をするとクレームを嫌がって強引な勧誘をしないメリットがあります。上手に活用してタイミングが良ければユーカーパックより高く売れることもあるので、時間のある人には検討をオススメしたい売却方法です。

個人売買

個人間での車売買

直接の友人・知人と、知人経由の紹介、ネットで買い手を見つける3つのパターンがあります。
信頼できる直接の友人、知人であればおすすめできますが、高く売ると人間関係に亀裂が入ってしまうことがあるので注意しましょう。
ネットオークションや個人売買サイト、フリマアプリを使ってネットで買い手を見つける方法は、一時期プチブームが起こりましたが、昨今は個人の出品者が激減しています。
最近のヤフオクは、ストア出品や中古車売買を繰り返しているセミプロばかりで素人が手を出すのは難しいです。個人売買における最大市場のヤフオクで個人出品が減った理由、メリット、デメリット、利用時の注意点を紹介しています。